くるみ
手間かけるおもてなし料理の花――岩手県
 テウチグルミ(左)とオニグルミ(右)
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調査地:岩手県内
産地:オニグルミ 岩手県盛岡市
テウチグルミ 岩手県九戸郡九戸村
生産量:オニグルミ 2t
テウチグルミ 0.4t
生産者:テウチグルミ 植栽農家 2戸 (計3.7ha)
流通・購入ガイド:
地元直売所、東京と福岡の岩手県アンテナショップ、郵便局のふるさと小包で販売。
個別販売、手作りパン屋、東京都練馬区の学校給食にも販売。
入手先に関するお問い合わせ:
小井田重雄(テウチグルミ)
〒028-6505 岩手県九戸郡九戸村大字江刺家5-56
TEL 0195-42-3280 FAX 0195-42-2181
調査内容のお問い合わせ:
岩手食文化研究会
〒020-0022 岩手県盛岡市大通2-7-18 有限会社ティーシーアイ内
FAX 019-653-7740 info@iwate-syokubunka.com
FAX、メール、あるいはお手紙でお問い合わせください。 |
魅力、利用、継承

くるみ豆腐 オニグルミをよくすり、砂糖を加えて吉野くずで固めたもの。たれは甘めの味噌に生姜汁を加えたものが一般的。お茶うけにもむく。
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くるみには、川岸や山野に自生するオニグルミやヒメグルミと、栽培種のテウチグルミなどがある。栽培種は、江戸時代に盛岡藩による導入などにより「歯グルミ」「唐グルミ」などの名で栽培され、第二次大戦後には長野県からの大粒品種が各地に植えられた。
くるみは、割って薄皮をきれいにむき、よくすり、ときにはうらごしまでして、実になめらか、まろやかで甘いコクのあるくるみだれや和えものなどにして楽しむ。お盆や法事、正月、人寄せのときなど、手間をかけてもてなしたいという気持ちをあらわすのが、くるみ料理だ。江刺地方では、精進料理の刺身のかわりに必ずくるみ豆腐がつくられた。正月の雑煮やお盆のひもか(平たいうどん)にくるみだれ、かまやきにくるみ味噌、もちにくるみあん、などなど多彩な食べ方が各地で受け継がれてきた。
そうした食文化の継承とともに、国産・地元産くるみの生産・集出荷・加工条件の整備などが期待される。
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