天然ほや(まぼや)(ほや)

色も味も抜群の夏の味覚――岩手県種市町

調査地:岩手県種市町
産地:岩手県種市町
生産量:130t
生産者:八木港1艘 種市港2艘 「南部もぐり」3名
流通・購入ガイド
  • 取ったほやはすべて種市魚市場に水揚げする。地元種市の他、主に八戸地域、久慈地域で販売・消費される。
  • 種市郵便局では6〜9月、郵パックで全国に発送している。
    入手先に関するお問い合わせ
    磯崎元一郎
    〒028-7914 岩手県九戸郡種市町23地割95番地
    TEL 0194-65-2002 FAX 0194-65-2406
    調査内容のお問い合わせ
    岩手食文化研究会
    〒020-0022 岩手県盛岡市大通2-7-18 有限会社ティーシーアイ内
    FAX 019-653-7740 info@iwate-syokubunka.com
    FAX、メール、あるいはお手紙でお問い合わせください。

  • 魅力、利用、継承

     最近は養殖のほやが多いが、種市町の天然ほや(まぼや)は「南部もぐり」とよばれる専門家が潜って手で直接採ってくるもので、色も味も香りの養殖ものの比ではない。

     ほやは、三陸沿岸の夏の味覚で、二つ切りにしてわたをとり除き、海水か塩水で洗って、小指より細いくらいの幅に切り、酢醤油などでつるつると食べる。ほやの季節にはきゅうりがとれるので、薄く輪切りし軽く塩もみして合わせると、初夏らしい風味が増す。

     漁獲方法も含めて地域に根づいた重要な食文化資源なので、これを保全するため種市漁協が支援体制を組み、また種市ふるさと物産館などでほや料理をつくってPRしている。

     絶対乱獲しないように、7センチ以下のほやは採らないことに決めている。