安家地大根(あっかじだいこん)

色は多彩、硬く辛味が強い個性派――岩手県岩泉町安家あっか地区

小ぶりで葉が大きく鮮やかな紅色が特徴。

調査地:岩手県岩泉町安家地区中心
産地:岩手県岩泉町安家地区
生産量:3,000kg(平成16年、(株)岩泉産業開発への契約出荷量)
生産者:生産者:30名(平成15年、(株)岩泉産業開発との契約者数)
流通・購入ガイド
  • 通信販売(9月〜2月 なくなり次第終了)
    (株)岩泉産業開発 TEL 0194-22-4434
    E-mail info@ryusendo-water.co.jp
  • 直売
    わくわく市場(岩泉町乙茂・道の駅いわいずみ)TEL 0194-22-4432
    安家産物直売所
    ちいさな野菜畑(盛岡市)
    その他
    入手先に関するお問い合わせ
    (株)岩泉産業開発 営業2課
    〒028-1100 岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂字乙茂90−1
    TEL 0194-22-4434 FAX 0194-22-3174
    調査内容のお問い合わせ
    スローフード岩手
    〒028-1100 岩手県下閉伊郡岩泉町乙茂字乙茂90−1
    TEL 0194-22-4432 FAX 0194-22-3135

  • 魅力、利用、継承

    安家地大根の酢の物と野草の天ぷら。美味しい組み合わせだ。

     安家(アッカ)の地名は、アイヌ語の「清らかな水の流れるところ」に由来するといわれる。地大根は「ジデエコン」と呼び、戦前にはほとんどの農家で栽培していた。

     色は鮮やかな紅色(あるいはピンク・紫・紅白・白もある)で、肉質が硬く繊維に富み、辛味は強く、現在の青首大根とはまったく異なる個性派だ。ビタミンCを、青首の1.5〜2.0倍も含んでいる。それだけに、寒さ厳しいこの土地の冬の食材として欠かせせず、干し大根にしておいて煮物や汁物に入れ、干し葉をゆでて冷凍保存して干し葉汁にするなど、たいせつに栽培して、むだなく食べてきた。

     タネは農家の自家採種。室(むろ)で冬越しした大根を4月に植えて、6月に開花。7月にタネ採りして、7月中旬〜8月上旬播き。収穫は9月下旬〜11月上旬である。

     (株)岩泉産業開発が、農家との契約栽培で生産物を買い取っている。ほかに、地元の直売所で販売され、農村レストランのメニューにも取り入れられている。