はぜ
いろり時代の製法で美味しいダシ――宮城県長面浦・松島湾
調査地:宮城県長面
産地:宮城県長面浦・松島湾
生産量:
生産者:長面浦の榊家 1軒のみ
流通・購入ガイド:
長面の焼きハゼは榊家1軒でしか生産しておらず、生産量が少ないので一般には流通していない。ほとんどが毎年契約している人に直接注文で販売しているのみである。
入手先に関するお問い合わせ:
榊 乙男 宮城県桃生郡河北町長面長裏1108
TEL 0225-65-2543
調査内容のお問い合わせ:
宮城スローフード協会
〒980-0011 宮城県仙台市青葉区上杉1-4-25 3階
TEL 022-261-6367 FAX 022-261-6286 |
魅力、利用、継承
雑煮。仙台の伝統的な雑煮のだしに、ハゼが使われる。しかし生産量の少ない現在は、焼きハゼは一般に流通していない。
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北上川河口の長面浦は、波穏やかで、まわりを取り囲む広葉樹林から栄養が豊富に流れ込むため、はぜやかきがよく育ち、味も格別。そんなはぜを、漁村の人びとはいろりで焼いて、だし取り用の「焼きはぜ」にしてきた。
焼きはぜを使った雑煮は、いまでは知る人ぞ知る仙台の郷土料理。
現在、焼きはぜは、松島湾のはぜと長面浦のはぜでつくられているが、昔風に煙にあてて燻製にするのは長面浦のほうで、続けているのは1軒だけとなっている。そのため生産量は少ないので、ほとんどが毎年契約している注文者に送られている。
長面浦周辺の森を保全し、はぜの住みよい海を守る活動がすすんでいるが、もっと人びとが焼きはぜに親しみ、その味を楽しめるような、食の取組みも期待される。
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