強首はくさい(こわくびはくさい)

雪国の冬の味覚を支えるおいしさ――秋田県仙北郡強首地区

調査地:秋田県仙北郡
産地:秋田県仙北郡西仙北町強首地区
生産量:不明
生産者:不明
流通・購入ガイド

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JA秋田おばこ 西仙北支所
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スローフード 秋田
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魅力、利用、継承

 強首地区で明治・大正時代から栽培されてきた白菜で、雄物川沿いの土壌が白菜に適していることもあって、昭和40年代には野菜指定産地に登録された。  ここの白菜はやわらかく甘く、食味のよいことが喜ばれ、とくに、雪国秋田の冬の味覚、白菜漬けと、しょっつる鍋やきりたんぽ鍋に欠かせない食材だ。
 タネは購入して播いている。収穫は9〜11月。現在は生産者の高齢化と他産地との価格競争などで栽培が減り、20戸ほどが自家用に生産している。地元スーパーで11月ころの催事などに「地物野菜」として出回ることがあるくらいで、県内でも入手しにくい「幻の白菜」となっている。郷土料理に向いた伝統食材として評価し、地元の生産者や流通業者が連携し、持続的な生産および消費ができるしくみづくりが検討されている。