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こんにゃく在来種(こんにゃくざいらいしゅ)品質最高の「和玉」を手づくりで――群馬県
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こんにゃく在来種種芋の越冬保存の様子。室温3度以上に保つ。 |
調査地:群馬県甘楽郡甘楽町、多野郡神流町 産地:群馬県甘楽郡甘楽町(斉藤武雄氏)、多野郡神流町(黒澤克彦氏) 生産量:甘楽町200a、神流町85a 生産者:2名 流通・購入ガイド: 入手先に関するお問い合わせ: 調査内容のお問い合わせ: 群馬の食文化研究会 TEL 0274-63-4972 |
産地と「在来種種生芋からの手づくり」ということとをブランド化した製品。 |
全国一のこんにゃく産地である群馬県の山間地帯では、かつて傾斜地に適した在来種(和玉)が栽培されていた。和玉はこんにゃくになる成分「マンナン」の含量が高く、品質は非常に優れている。ぷりぷり感があって、歯ざわり、舌ざわりのよいおいしいこんにゃくができる。
しかし、夏に低温に遇うと黄化病という病気が発生すること、タネいも(生子)を植えてから収穫まで3年と長くかかること、段々畑での作業に手間どることなどから、平坦地栽培に適し、2年で収穫できる経済性の高い新品種「あかぎおおだま」などに代わられた。
現在、和玉の生産を続けているのは、在来種の品質のよさと魅力にこだわり、意識的に残そうとするごく少数の人びとだ。ある栽培リーダーは、業者へ生芋で出荷するいっぽうで、地元の社会教育施設での体験学習用などに提供している。ある生産者は栽培から加工・販売の一貫経営を行ない、1年を通じて板こんにゃく・玉こんにゃく・糸こんにゃく・しらたき・さしみこんにゃくなどを販売し、取扱店や消費者にファンを増やしている。