三浦ダイコン(みうらだいこん)

煮くずれなく味がよくしみる――神奈川県三浦市・横須賀市

調査地:神奈川県三浦市
産地:神奈川県三浦市・横須賀市
生産量:45000〜46000ケース(1ケース10kg強)
生産者:40戸〜50戸
流通・購入ガイド
  • 年末に市場出荷され、一部が冬期間、生産者直売所で販売
    入手先に関するお問い合わせ
    特産・三浦野菜生産販売連合
    〒238-0111 神奈川県三浦市初声町下宮田3024-1
    TEL 046-888-3151
    調査内容のお問い合わせ
  • コープかながわ グループ・マリナス 諏訪部玲子
    TEL 046-824-3923
  • コープかながわ組合員活動部
    〒471-5615 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-23 金子第2ビル 3F
    TEL 045-471-5615

  • 魅力、利用、継承

     重さ2.5〜3kgになる長大で中太り型の冬どり大根である。首から尻まで真っ白で、やわらかくみずみずしい。写真のように今日主流の青首大根とはまったくちがう姿だが、何といっても、面取りしなくても煮崩れせず、煮るほどに味がしみ込むのが、三浦大根の最大の特長だ。煮物やふろふき、ぶり大根、おでんにすると、じつにおいしい。
       タネは生産者が自家採種し、9月上旬に播き、12月から冬期間の収穫となる。根が長く、すべて土中に伸びる吸い込み型のため、抜き取り作業が大変なことや、煮物文化の衰退によって、栽培も店頭販売も大幅に減少した。
     現在、生産量の多くが年末に刺身のツマ用として市場出荷され、農協関係が組織する「特産・三浦野菜生産販売連合」が販売対策にあたっている。
    また、冬のシーズンには、地元の生産者の直売所で販売されており、コープかながわの横須賀市にあるグループ・マリナスでも、三浦大根の味の普及活動に取り組んでいる。