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かぐらなんばんごつごつした果形、さわやかな辛味――新潟県長岡市山古志地域
魅力、利用、継承
新潟県古志郡山古志村(現長岡市)で栽培されるきわめて独特な南蛮(とうがらし)である。肉厚、大型で、さわやかな辛味が身上で、ゴツゴツとした外観が神楽面に似ていることから「かぐらなんばん」と呼ばれるようになった。 由来などの記録はないが、おそらく、15世紀頃わが国に渡来した南蛮の原種に近いものであろう。長い年月、村内の家庭で自家用に細々と栽培され、世間に知られることがなかったが、1998年のJA越後ながおかの農業祭にて発見され、「長岡野菜」として栽培がすすめられた。 食べ方は、サラダ風のたたき、揚げびたし、てんぷらなどで、味噌漬けや塩漬けもよい。タネは自家採種されてきたが、交雑しやすく独自な形質が失われる心配があるので、今後は採種者を限定していく方針である。 | |||