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ねずみ大根(ねずみだいこん)辛味と甘味のハーモニー――長野県
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調査地:長野県埴科郡坂城町 産地:長野県埴科郡坂城町 TEL 0268-82-3111(坂城町役場) 生産量:96t 生産者:からねずみ(F1種)栽培者29名、在来種栽培者250名 流通・購入ガイド: 入手先に関するお問い合わせ: ねずみ大根振興協議会 成澤 明雄 長野県埴科郡坂城町南条3755 TEL 026-272-2323 調査内容のお問い合わせ: 信州スローフード協会 〒381-2207 長野県長野市大橋南2-37 TEL 026-286-3050 FAX 026-286-3996 |
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江戸時代に長崎から薬草として導入されつくり続けられてきた、掌サイズの大根で、尻がふっくらとし、細い根がひょろりと伸びている。名のとおり、ねずみ型であるが、味はさらに個性的で、辛味が強く、肉質は硬く、おろしても汁気があまり出てこない。
漬物のほか、おろし汁をうどんやそばのつけ汁にする「辛味大根」として評判だが、すごい辛味のあとに芳醇な大根の香りと甘味が広がる。これを土地では「甘もっくら」と表現する。他の辛味大根にはない味わいである。
標高400、500mのところで、初秋にタネ播きする。収穫は11月中下旬〜12月中旬で、大根を大きくしすぎると辛味が薄れるので、試し抜きして、小さめで収穫する。
種子は自家採種されてきたが、品質安定のため、生産者・県野菜花き試験場・町・JA・農業改良普及センターが協力して、F1の育成を進め、平成16年11月「からねずみ」として種苗登録された。11年から「坂城町ねずみ大根振興協議会」が発足し、名産掘り起こし、農地の荒廃防止、高齢者の仕事づくり、地域の活性化を目的に活動している。