徳田ねぎ(とくだねぎ)

葉と白根いっしょに楽しむ――岐阜県岐南ぎなん

調査地:岐阜県羽島郡岐南町徳田、上印食
産地:岐阜県羽島郡岐南町
生産量:143,673kg(H15)
生産者:31名(H16出荷組合構成員数)
流通・購入ガイド
  • 地場直販:グリーンセンターはぐり
  • 岐阜市中央卸売市場(岐阜市茜部新所2ー5)に一部出荷
    入手先に関するお問い合わせ
    JA岐阜南 グリーンセンターはぐり
    〒501-6002 岐阜県羽島郡岐南町三宅9−50
    TEL 058-248-7086
    調査内容のお問い合わせ
    岐阜―食を考えるみんなの会
    〒450-0003 愛知県名古屋市中村区名駅南2-8-16 農文協 東海近畿支部内
    TEL 052-571-3408 FAX 052-571-3405

  • 魅力、利用、継承

    ねぎぬた:葉も白根もおいしいので、いっしょに料理。味付けには合わせ味噌ではなく赤味噌がピッタリ。

     始まりは江戸時代の終わり頃。八剣村(現在の岐南町)では昭和初期に「徳田葱採種圃」が設けられ、種子が無料配布され、栽培方法が指導・普及されてきた。まさに地域育ち野菜だ。もとになったのは、愛知県津島市あたりでつくられている根深ねぎと葉ねぎの中間型の「越津ねぎ」のようで、そのために、緑色の葉と白根(葉柄)も両方ともにおいしく、すき焼き、鉄板焼き、汁の実、薬味など広く楽しめる。

    タネは伝統的に自家採種が続けられ、9月に播き、春に苗移植し、夏に本畑に植え、晩秋から春に収穫する。土壌の養分分析をおこない、また降雨後の排水がよくなるよう深く耕し、畝をかまぼこ型に作るなど、元気に育つ土づくりが心がけられている。途中で3回ほど土寄せをして、おいしい白根をズーンと伸ばしてやる。

    地元では、岐南町立北小学校の3年生が、「総合的な学習の時間」で実際にこの地域育ち野菜の栽培を体験。平成14年には「飛騨・美濃伝統野菜」に認証された。またJA岐阜南農協にもねぎ部会があり、営農指導員が中心となって生産者をまとめている。