赤だつ(あかだつ)漬物・煮物などずいきの多彩な利用――岐阜県中濃・東濃地域
魅力、利用、継承
親芋・小芋とずいき(葉柄部)を食べる里芋で、品種は「八つ頭」。ずいき(だつ)が赤いから「赤だつ」と呼ぶ。秋9〜10月に刈り取って、酢漬けや酢炒り、汁の実にし、また乾燥・保存しておいて冬のおかずの煮物にするなどたいへん重宝な食材で、中濃・東濃を中心に県全域で栽培されてきた。 おもに自家用としてつくられ、地元の直売所などに並び、一部が女性起業の一つとして「赤だつ漬け」にして売られている。 タネ芋は、農家それぞれが畑や納屋の土間などに芋穴を掘って保存している。発芽時の霜害がなくなる4月の中下旬に植え付け、途中2〜3回中耕・土寄せして、9月中旬から霜の下りる前までに収穫する。生で料理するには、細めのほうおいしいが、芋を肥らせることも考えて、周囲の葉から刈っていく。 |
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