桑の木豆(くわのきまめ)

干した莢が美味しい煮物に――岐阜県山県市(旧美山町)

調査地:岐阜県山県市(旧美山町)
産地:岐阜県山県市(旧美山町)
生産量:330kg
生産者:47戸
流通・購入ガイド
  • 地元直販所(ふれあいバザール)での乾燥莢、その他加工品の販売。
  • 隣接するレストランで桑の木豆を使った料理も食べられる。
  • 地元菓子業者による桑の木豆を使った菓子も販売されている。
    入手先に関するお問い合わせ
    ふれあいバザール生産物直販組合
    調査内容のお問い合わせ
    岐阜県農林水産局園芸特産振興室
    〒500-8570 岐阜県岐阜市薮田南2-1-1岐阜県庁内
    TEL 058-272-1111(内2863)  FAX 058-275-0706

  • 魅力、利用、継承

     桑の木の株元にタネを播き、つるを桑に這わせて栽培してきたことから「桑の木豆」。古くから自家用につくられ、養蚕がさかんだった地域の歴史を物語るいんげんである。

     6月下旬〜7月上旬にタネ播きして、9月上旬には若莢を採り、10月中旬から保存用の豆を収穫する。桑の木豆ならではの食材としての特徴と魅力は、莢を乾燥させて保存しておき、水に戻して莢ごと煮豆やフライなどに料理して美味しいこと。地元業者によって、桑の木豆を使ったお菓子もつくられている。

     タネは、生産者が自家採種をしているが、種苗会社による取扱いもある。生産の中心になり地元直売をおこなう「ふれあいバザール生産物直販組合」と岐阜地域農業改良普及センターが連携して、生産振興と支援をおこなっている。