岩津ねぎ(いわずねぎ)

寒さで白茎も葉もグンと美味しく――兵庫県朝来・和田山・山東・生野の各町

岩津ねぎ

調査地:兵庫県朝来郡朝来町
産地:兵庫県朝来郡朝来町・和田山町・山東町・生野町
生産量:約160t
生産者:約200名
流通・購入ガイド
  • JAにより神戸を中心とした市場に出荷され、量販店や百貨店で販売されている。
  • 地元の道の駅「あさご」「フレッシュあさご」等で直接販売されている。
  • JAや生産者個人により、贈答品を取り扱っている。
    入手先に関するお問い合わせ
    JAたじま朝来郡岩津ねぎ部会事務局
    TEL 079-672-4800
    調査内容のお問い合わせ
    〒670-0901 兵庫県姫路市西二階町113 ひょうごの在来種保存会
    TEL 0792-24-4700 FAX 0792-24-4700

  • 魅力、利用、継承

    岩津ねぎ弁当

     16世紀の昔、生野銀山の役人が京都の「九条ねぎ」を持ち込んだのが始まりとされる。春にタネを播き、夏に植付けして、11月から2月に収穫する、積雪地帯の貴重な生鮮野菜として長い年月つくりつづけられてきた。

     夏から冬にかけて土寄せを4、5回おこなって、白茎(軟白した葉柄部)を長く伸ばす根深ねぎであるが、九条ねぎの性質も受け継ぎ、葉が濃緑でここも美味しい。寒さに強く、低温下で葉内部のネバネバ物質がふえて、やわらかく香り高くなり、すき焼きに、鍋物に、ぬた和えにといっそう美味しくなる。

     タネは農家による自家採種がおこなわれてきたが、「JAたじま朝来郡岩津ねぎ部会」で品質をそろえるための採種に取り組んでいる。JA、産地の町、県による、生産面・販売面の支援がおこなわれている。