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三田うど(さんだうど)わらの温もりで芽を伸ばす早春の味――兵庫県三田市
魅力、利用、継承
2、3月に収穫され、色はピンクで、風味豊か、繊維が少なくやわらかく、早春の訪れを告げる野菜である。三田のうどは、大正時代に大阪から学校での試験用に持ち込まれ、研究会や生産組合がつくられて、栽培がさかんになった。 伝統的な栽培法は、霜にあって枯れたうどの根株をていねいに掘り出し、わらでつくった「うど小屋」に伏せ込んで、堆肥・わらの発酵熱であたためて、芽出し・軟化をおこなうというもの。うど小屋は長いあいだ三田の冬の風物詩だったが、現在は一部残って贈答品などに喜ばれるうどを産している。多くは、わら不足のためパイプハウスで電熱温床で保温して育てる方法に変わってきている。 品種の「有馬3号」は三田で育成された、病害虫に強く株の発育のよい品種で、市内の生産者だけが、自家で繁殖して根株を採っている。 |
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