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いのしし

ヘルシーで野趣味ある夏の肉利用を――島根県美郷町

イノシシ肉特有の歯ざわりが楽しめるシュウマイ。

調査地:島根県邑智郡美郷町
産地:島根県邑智郡美郷町
生産量:109頭、約1000kg(平成16年夏期、おおち山くじら生産者組合)
生産者:62名(おおち山くじら生産者組合会員数)
流通・購入ガイド
  • 夏期捕獲イノシシを資源として利用するために、美郷町では「おおち山くじら」として普及を進めている。
    入手先に関するお問い合わせ
    〒696-0704
    島根県邑智郡美郷町都賀本郷43番地
    美郷町役場農業振興課(大和事務所内) 担当 安田亮
    TEL&FAX 0855-82-3122・3125
    調査内容のお問い合わせ
    〒696-0704
    島根県邑智郡美郷町都賀本郷43番地
    美郷町役場農業振興課(大和事務所内)
    TEL&FAX 0855-82-3122・3125

  • 魅力、利用、継承

    山の幸・山くじらと地元産ジャガイモ。アツアツ感が味わえる一品。

      いのししの肉は「山くじら」「牡丹肉」と呼ばれ、野生動物の肉のなかではもっとも美味しく人気が高い。いっぽう、山寄りの農村で離農する理由のトップ3がいのしし害にあるほど問題であるが、その駆除は、猟期の冬ではなく、稲に被害の出る夏におこなわれる。

     夏に駆除されたいのししを食資源として有効活用できれば、たとえば棚田の美味しい米生産の持続など地域農業の維持、ひいては動物と人間の共存につながる。夏のいのしし肉は、脂肪が少なく、たんぱく質が多くてヘルシーという分析データもあり、健康食志向の現代にはぴったりだ。

     島根県美郷町では、そのような中山間地域の期待を背負い、「おおち山くじら生産者組合(代表 品川光広)」を立ち上げ、地域特産に育てる活動を展開。ホテルのシェフや肉工業者等が賛同して、新メニューの開発や燻製・ハムづくりなどで応えている。

     また、「しまねの味開発指導センター」では、夏場のいのしし肉の特性と処理法、料理・加工レシピなどをまとめている。