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笹川錦帯白菜(ささがわきんたいはくさい)やわらかくジューシー甘い――山口県岩国市
魅力、利用、継承
昭和25年から錦見農業生産協同組合の役員らが「野崎2号、3号」から交配選抜を繰り返し、画期的なウイルス病抵抗性があり、純白で美味の品種として育成した。その名は、育成の中心者、笹川氏と名勝錦帯橋にちなむもの。 葉の色は外葉が淡緑で、中はしだいに白色、中心部に向けて黄白色、芯部はクリーム色。非常にやわらかく、多汁で繊維が少なく、甘味が強いのが特徴で、煮物・漬物においしく、サッと湯を通して半生でのサラダ風にも向いている。 昭和30年代中ごろまで、地元岩国市場と周辺市場で価格を左右するほどの好評を得たが、その後、新品種への更新、産地の都市化などで大幅に減少している。 9月前半にタネ播き、10月下旬〜1月上旬収穫の秋冬採り作型。タネは生産組合で採種と販売を続けているが、平成11年「県伝統野菜掘り起し事業」で取り上げられ、13年から本格的な「原種」育成に取り組み、優良種子の育成が進んでいる。 平成14年から「地域伝統食材」として市内小中8校の学校給食へ出荷が始まった。また生産組合女性部による加工品(白和え、漬物類)の地場直販もある。 |
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