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アグー

じょうぶで粗食に耐える、古くからの「島豚」――沖縄県

調査地:沖縄県北部農林高校・名護市の農家
産地:沖縄県北部農林高校・名護市の農家
生産量:純粋種は150頭程度
生産者:約4,5戸
流通・購入ガイド
  • 農協関連のマーケットで販売されるほか、公設市場の中にあるウエハラミートでも販売している。
  • その他生産者個人で、ジャスコ等に販売している他、直販などもしている。
    入手先に関するお問い合わせ
    アグー保存会
    東江     沖縄県北部農林高校 
    山本大五郎 〒905-1303 沖縄県国頭郡大宜味村喜如嘉626 TEL 0980-44-3690
    調査内容のお問い合わせ
    ローカルジャンクション21
    〒181-0012 東京都三鷹市上連雀4-1-6-301
    TEL 0422-49-5428 FAX 0422-49-5428

  • 魅力、利用、継承

     

     14世紀の交易時代に中国から移入されたいわれ、10年前のDNA鑑定では中国からの純粋種であるとの結果が出ている。体質がじょうぶで粗食に耐える品種で、「島豚」として長く飼われてきたが、小型で産子数が少ないため経済性が低く、欧米の近代品種に変わられた。

     名護市立博物館が20年ほど前に復活の取組みを開始し、これに県立北部農林高校が協力。現在、純粋種は、同高校や県畜産試験場などに、合わせて約150頭飼われている。純粋種の数が少ないため、実用豚には純粋種アグーのオスに他品種のメスをかけあわせた一代雑種F1がつくられている。

     アグー保存会が2001年に結成され、「アグー」の商標登録を取得しているJA沖縄経済連、北部農林高校、飼育農家数軒が参加している。農水省の2005年度農林水産研究高度化事業には「琉球在来豚アグーの近交退化の緩和および増殖手法の確立」が取り上げられた。