アグーじょうぶで粗食に耐える、古くからの「島豚」――沖縄県
魅力、利用、継承
14世紀の交易時代に中国から移入されたいわれ、10年前のDNA鑑定では中国からの純粋種であるとの結果が出ている。体質がじょうぶで粗食に耐える品種で、「島豚」として長く飼われてきたが、小型で産子数が少ないため経済性が低く、欧米の近代品種に変わられた。 名護市立博物館が20年ほど前に復活の取組みを開始し、これに県立北部農林高校が協力。現在、純粋種は、同高校や県畜産試験場などに、合わせて約150頭飼われている。純粋種の数が少ないため、実用豚には純粋種アグーのオスに他品種のメスをかけあわせた一代雑種F1がつくられている。 アグー保存会が2001年に結成され、「アグー」の商標登録を取得しているJA沖縄経済連、北部農林高校、飼育農家数軒が参加している。農水省の2005年度農林水産研究高度化事業には「琉球在来豚アグーの近交退化の緩和および増殖手法の確立」が取り上げられた。 |
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