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大河原悦子さん

太巻き祭りずしを次世代に伝える

千葉県/千葉伝統郷土料理研究会 市川支部


 地域の食文化を伝えるため、食育にたずさわる市川市の学校栄養士や調理士が集まり結成された団体です。全国的にも有名な太巻き祭り寿司を中心に、小中学生及び保護者を対象とした料理講習会を開き、千葉県の食文化の伝承に勤めています。
 市川市内の全校で進められたヘルシースクールの一環としてすこやか検診が行われ、子供たちの健康状態の実態が明らかになりました。3人に1人の子供が血圧・肥満度・総コレステロール値が基準を超え、10人に1人は健康相談などの指導が必要でした。
 また食生活・食文化に関心の薄い子供が多く、このことも子供たちの健康にとって問題であると考えられました。そこで市川支部では、郷土料理を通して食文化を学び次の世代に伝える大切さを知ってもらうこと、さらには食への関心を深め、子供たちの将来の健康を守ることを活動の狙いとしました。
 具体的な活動内容としては、祭り寿司教室の開催、食のネットワーク研修会、三番瀬漁場での海苔養殖見学、などを行っています。親子30人が参加する祭り寿司教室の活動では、地域の食文化を話したあと実習に入ります。完成した祭り寿司は、実習のあと調理士が給食にも使われている地元の食材を使って作る献立の一部となり、参加者に振る舞われます。参加者のアンケート結果を見てみると、8割以上の方がまた参加したいと答えていることが分かりました。
 今後の課題としては、ボランティアと仕事の両立、ボランティアへの支援や活動しやすい環境作りなどがあります。そのためにも、広く市民行政への情報発信が必要となるということでした。